分数コードのおさえ方

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2020.11.18

分数コードのおさえ方

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「分数コードのおさえ方」です。

「コード」は知っている人がほとんどだと思いますが「分数コード」となるとほとんどの生徒さんは「??」となります。知っていてもよくわかっていないという方がほとんどだと思います。

分数コードはオンコードやスラッシュコードとも言われますが「G/B、C/E」や「GonB、ConE」と書いたりします。どこかで見たことがあるかと思います。

この分数コードですが難しそうに感じますが理屈は簡単です。「G/B」の場合は「Bの上にGが乗っている」ということです。

「コードの上にコード??」と思われる方もいるかと思いますが、そうではなく分母のアルファベットはコードではなく音階を表しています。

ドレミファソラシド=CDEFGAB なので
「G/B」の場合「シの音の上にGのコードが乗っている」ということになります。
もっとわかりやすく書くのであればコードの一番低い音をシの音にすれば良いということになります。

ただ、理屈はそれほど難しくないのですが実際に押さえてみようとすると大変です。ピアノの方であれば簡単だと思いますがギターだと指板上の音階を知らない方がほとんどなので先に進めなくなってしまいます。前回のブログで書いたように指板上の音階を覚えておく必要があります。指板上の音を覚えていないと結局はいつものようにコードの丸暗記をしなくてはいけないので大変です。

初心者の方は分母を無視して進めても問題はありません。
もちろん分数コードにした方が繊細で原曲通りのコードがなりますが分母を無視してもそれほどは気になりません。「G/B」は確かに「シの音の上にGのコードが乗っているコード」ではありますがGだけで行っても理論的にも聴感的にもそれほどは問題ないのです。


ちなみにウクレレは分数コードはありません。低音という概念がウクレレの場合、稀薄なので分数コードで書いてあっても分母を無視するのが一般的です。LOWG弦など低音が出る場合は意識しても良いかもしれません。

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